グルメ情報はなぜ嘘ばかりなのか No.391
2015年 03月 13日
特にテレビは酷いです。
最近は、芸能人の方がはっきりと仰ることが多くなっているので、世間でも認知されてきましたが、一昔前だとその情報を信じて大変な迷惑を被るという方々が数多くいらっしゃいました。
テレビの取材を受ければわかりますが、番組を作る側とすれば、企画に合った絵が撮りたいだけなのです。
決まった時間で企画通りの絵が撮りたいだけなので、それ以外の要素は全く関係ありません。
料理が冷めようが、不味かろうが一切関係ないのです。
しかし、不味い料理の企画でなければ、基本的には、こんなの食べたことがないとか、美味しいとか、問題のない発言をさせて収録を終えます。
雑誌の取材もあまり変わりません。
企画通りの写真とコメントが欲しいだけです。
彼らはビジネスとしてそれをやられているのです。
ビジネスに関係ないことを気にするはずがありませんし、本当に美味いものだけを伝えるんだという企画以外では、美味い不味いは関係ないのです。
結局、需要と供給なので、それを受け入れる側にも問題があるのでしょう。
もちろん、美味しいと表現されていて本当に美味しいお店や本当に接客が素晴らしいお店もあります。
ただ、何が本当で何が嘘かは視聴者や読者にはほとんどわからないということなのです。
そして、アンチテーゼとして登場したクチコミサイトも今やビジネスの面があまりにも強くなってしまったので、何が本当で何が嘘なのかわかりにくくなってしまいました。
とても残念なことです。
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とんしの「本当に美味いもの」食べログ
# by direct3935 | 2015-03-13 13:22 | グルメ