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アサヒスーパードライ No.370

日曜日の朝だったでしょうか。
リビングのパソコンで仕事らしきことをちょっとしていると、妻がソファで彼女の大好きなテレビ番組を見ていました。
確か「がっちりマンデー」だっと思います。
間違っていたらすいません。

パソコンの画面を見ていてテレビは見ていなかったのですが、音だけは聞こえていました。
詳しい内容は知りませんが、ちょうどその時にアサヒスーパードライの開発秘話のようなことを放送していました。

当時の担当者の言葉に耳を疑いました。
「当時は、もう販売で負けるのが当たり前のようになっていました。~中略~ そもそも消費者はビールの味など全く分からないと思っていたのです。」

そんな内容のコメントをされていたのです。
アサヒスーパードライが出てきたのは戦後すぐの混乱期ではありません。
二十数年前のはずです。1987年発売開始だと思います。

日本が経済的にも豊かな時代ですし、食べ物やアルコール類を含めた飲み物は、海外国内問わずあふれかえっている時代でした。
その時代まで、アサヒは消費者がビールの味など分からないと思っていたのです。

恐らく、その時にマーケティング調査をきちんとして、国産ビールに対する消費者の嗜好性をやっと理解して、スーパードライという製品を開発したのでしょう。
個人的にはスーパードライのいかにも作ったという味が好きではありませんが、少なくてもこの頃から消費者はビールの味がわかるということに気がついたようです。

結果は皆さんがご存知の通り大ヒットして、今日に至ったわけです。
今日のビールや発泡酒、第三のビールの新製品開発競争の端緒でもあったわけです。

これは、飲食物を扱う業界の常識だったのでしょう。
今も同じような常識がこの業界には色濃く残っているようです。
飲食の専門家ではないお客には専門的なことはわからなくても、結局いつかは手抜きがわかってしまいます。
逆に言えば、きちんとやっていればいつかそれが認めてもらえる可能性があるわけです。

もちろん、商売はその時のトレンドを読むためにマーケティングも必要ですし、効率の良い広告宣伝も必要ですが、手抜きはすぐにばれます。
化学調味料の普及などによって、最初は誤魔化せたのでしょうが、今はそんな時代ではありません。

コスト削減が必須ですので、次から次へと巧妙な手抜きを業界は考えてきますが、だからこそ、個人経営の飲食店などは、手間隙かけて、真心を込めて、料理やお酒を提供すれば、価格競争には勝てませんが、差別化はいくらでもできるのです。

インターネットの普及は弊害も多いですが、メリットも多いです。
インチキをしないで、きちんとやっていれば、報われることも多いでしょう。
そして、インチキは必ずすぐにばれて商売としては致命傷になります。

誠実に商売をされておられる飲食店経営者の方々には、何とかこの不況でもがんばって頂ければと心から思っております。

The food and drink which are delicious in the truth of Tonshi 

About food and drink, I tell it obediently as I felt it.

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by direct3935 | 2010-07-31 21:39 | グルメ