Perfumeを世に出した鬼才プロデューサー -中田ヤスタカ-
2008年 07月 07日
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今、音楽シーンをひっぱっているプロデューサーと言えば、私は中田ヤスタカの名前を挙げます。
まだ、20代ですから、独特の世界感を持つミュージシャンとして注目を集めていますが、その名前がメジャーになったのは、Perfumeの楽曲を手がけてからです。
非常に音楽性が高いと言われているテクノポップをアイドルグループに歌わせたのですが、ただ単に中年世代にとって懐かしい音楽を提供したのではありません。
彼独特のテクノポップを作り上げたことが、アイドルながら苦節何年というPerfumeの人間性や見た目よりも難しいと言われるダンスと相まって、広島の地域限定がけっぷちアイドルだった
Perfumeを一気にメジャーへと押し上げたのです。
最近は、あまり真剣に音楽を聞かないので、Jポップには興味がなかった私が、この中田ヤスタカという天才に興味を持ったのは、彼がテレビのインタビューで言った一言でした。
「歌手って、みんな感情が入っていないのに、感情を込めたフリをして、歌うじゃないですか。でも、フリはやっぱりフリなんですよね。だから、僕は、歌手の感情が最も出にくい曲を作りたかったんです。テクノポップというジャンルを選んだのは、最も感情が出にくいからなんです。一度、全てをフラットにしたかったんです。フラットになれば、人間が歌うんだから、逆に自然とその人の感情が入ってくる。これが、Perfumeの曲なんです。」
うーんと久しぶりにうなりました。
しかも、彼のプロデュースするアーチストの録音は、自宅の一室と思えるような空間に、一人用のサウナのようなボックスがあって、そこでおこなわれるというのです。
しかも、歌手には、立って歌わせません。立って歌うと余分な力が入ると言うことで、必ず座って歌わせるというのです。
上と言えば、下。右と言えば、左。男と言えば、女。
時代をリードするには、常にピークにある流行の真逆をいけと言われますが、ただ、逆にいけばいいわけではありません。
やはり、時代をリードするだけのセンスがあって初めてできることです。
ところで、このような発想は、料理にこそ活かせるんじゃないかなと思いました。
鮨で、酸っぱくて食べられないような「江戸前」にこだわったり、重くて食べているうちに飽きてしまうような濃厚なフレンチだけが本物だと言ったりする料理人がいますが、私は、好きではありません。
伝統、蓄積、全て大切だと思います。
しかし、時代は常に動きます。
まして、今の時代はそのスピードがますます加速されています。
同じ素材、同じ調味料が手に入らなくなってきているわけですから、料理も進歩しなければなりません。
料理人の方は、進歩するためには、一度、完全にフラットにしてから、今の時代に最もあった料理とはどのようなものだろうと考えて見られると、素晴らしい発見があるのではないかと思っています。
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by direct3935 | 2008-07-07 13:14 | グルメ