船場吉兆と一升庵と心

船場吉兆に対するコメントは、テレビなどでも言い尽くされていますし、経営的な視点からは前日も書かせて頂きましたが、一言で言えば、全くお客のことなど考えていないということが、結局は丸出しになっていたということです。

私の大好きな「おせん」の一升庵は、漫画の世界ですが、実際にあのような飲食店は存在しています。
前回の放送のように、お客のために、手作りの箸を作るというところまでやるお店があるかは知りませんが、高級料亭でしたら、それに近いような心遣いが必要です。
私は本当の料亭には伺ったことはありませんが、飲食店で、ふともらした言葉を覚えていて下さって、何かの機会に心遣いが感じられて感動することはあります。
いつも料理は「客観的な味」だけを味わうものではないと書かせて頂いているのは、嫌な経験と同じぐらい感動した経験があるからです。

前々回の放送で、おせんさんは、大泉洋に「特製すき焼き」を食べさせることにより、一升庵の料理は、単に板前が作ったものを出すだけでないことを暗示しました。
これは、一升庵の料理は、代替性がないことを意味します。
そのお店でしか、味わえないからこそ、過度の価格競争にさらされることなく、独自の地位を維持することができるわけです。

そのようなことは、普段からお客のために何ができるかを真剣に考え続けていなければ絶対に出来ないことです。
わけのわからないチェーン店や有名店のうわべだけを真似をして、言葉だけ「お客様のことだけを考えています。」「お客様最優先主義です。」などと言っても、実際にやっていること、言っていること、お客に対する対応を見れば、一瞬にして全てがわかるのです。

船場吉兆の女将は、昨年末の会見で、お客に謝るのではなく、「亡くなった父に申し訳ない。」と言いました。
ここで、本音がばれているのです。
お客は二の次で、自分が父から受け継いだ地位や名声が大事なのです。
お客は、金の成る木としか考えておらず、お店に来て下さるお客がいるからこそ、お店が営業することができるのだということは、ほんの数日前までは全く理解していなかったのです。

このことを、三宮「心」は全く教訓としていません。
ブログで、当の本人であるお客に謝るのではなく、当該の問題とは全く関係ない他のお客に言い訳をしているのです。
こんな馬鹿な店は、今まで見たことがありません。

そして、船場吉兆が従業員に責任転嫁して批判されていることを教訓とすることもなく、あろうことか、お客に責任転嫁をしているのです。
ここまでくると、客商売としては、狂っているとしか言いようがありません。
これほど、客商売の本質が分かっていない人間の作った料理など美味しいわけがありませんし、スーパードライの生だと言って出されるものを、まともなものと信じて、飲めるはずがありません。
厨房でどんな恐ろしいことが行われているか、全くわからないからです。

実は食べ残しの使い回しや残ったビールに新しいビールを混ぜて出すなどという話は、まだかわいいほうです。

大きなショックを受ける方がおられるので書かずにいましたが、あえて書かせて頂きます。
実名は書きませんが、神戸の海岸沿いにある某カフェは、頭のおかしい大学生をアルバイトに雇ったために、コーヒーにゴキブリの乾燥したものを粉状にして入れて、遊んでいたことに何年も気がつかなかったのです。
いやいや、その狂った男はお店を辞めていますが、過去にそのようなことがあったことを今も知らないでしょう。
飲食店の厨房というのは、本当に恐ろしいところなのです。
人の口に入るものを作るところだからです。

だから、私は、厨房が見えるお店に最初訪れる時は、出来る限りカウンターに座りますし、実際に厨房を見れば、料理人の料理やお客に対する「心」がわかるのです。

高い料金を取っていた高級料亭「船場吉兆」でさえ、めちゃくちゃなことをしていたのです。
これほど狂った店で出される、異常に安い200円の生ビールを信頼しろというほうが無理な話です。
実際に、何人かの飲食店経営者に聞きましたが、18時までのタイムサービスのようなものであれば、わからないでもないが、基本的には、オールタイムで、何杯飲んでも200円というのは、原価を考えればあり得ないと仰っています。

一升庵とまでは言いませんが、本当にお客のことを考えてくれていると実感出来る三宮「たけやま」のようなお店とこれからも出会いたいものです。

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とんしの「本当に美味いもん屋」 ※08’5.21更新

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by direct3935 | 2008-05-29 08:19 | グルメ  

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