素敵なお店との出会い

食べログにレビューを書かせて頂いていますので、当然、お店を選ぶのにも他の方のレビューを参考にします。
ただ、東京にいる時は、一つのお店に対するレビューが比較的多いので、私と好みの傾向が似ている方のコメントのみを参考にしていましたが、神戸は絶対数が少ないので、食べログだけではなく、リアルな口コミや他のサイトでの情報を参考にしてお店を選ぶことが多くなっています。
ランチの時は、時間がないので、あまり深く考えずにお店を選ぶことが多いのですが、夕食はリピートをするか、食べログを含めたネットでの情報を頼りにすることが多いかもしれません。

しかし、本当に美味いお店を探すのであれば、私は飛込みが一番いいと思っています。
何の予備知識もなく、自分自身のあらゆる感覚を駆使して、見つけるほうがある程度のリスクはありますが、思わぬ名店に出会う事が多いような気がするからです。

いつも申し上げていることですが、食はまさにその人の好みだけの問題なので、良い悪いなどないと考えています。
体に悪い食品はありますが、美味しいか美味しくないかなど本人以外誰にもわからないことです。
一貫5,000円の握りと50円の握りを食べ比べて、ご本人が50円の握りの方が美味しいと思えばそれはそれでいいのです。
こんな幸せなことはありません。
だから、ある視点から申し上げれば、私がこのブログや食べログで書いていることなど、私自身のための記録という意味以外では、全く価値がありません。
私と100%味覚や味の好みが同じという人などいないからです。

逆に私も他の方の書かれているコメントが全て自分にも当てはまるとは考えていません。
なるべく好みが同じだと思う方のコメントを重視していますが、接客や雰囲気まで加味すると全く逆の評価になる恐れは常につきまといます。
そんな風に考えていくと、ネットや口コミの情報でお店を選ぶというのは、実は大きなリスクも伴っているのです。
したがって、飛び込みでお店を選ぶというのは、方法論がある程度確立されていれば、お気に入りのお店と出会う確率がネット情報よりも低いわけではありません。

さて、飛込みでのお店選びについては、以前にもちょっと書きましたが、今回「岡ちゃん」を見つけた時のことを少し書かせて頂きます。
一言で申し上げれば、居酒屋の場合は外に掲示してあるメニューで判断しています。
感性に近いものもありますので、細かく分析するには、じっくりと時間をかけなければいけませんが、とりあえず見るのはどんな料理があるかです。

当たり前のことかもしれませんが、お店の外観からどれくらいの料金設定なのかを想像して、その想像からは考えられない、普通置かないような比較的高価なものがあれば、ポイントは高くなります。
平均単価が500円を切るだろうと思われる店構えで、刺身など置いていないはずのお店に、「本鮪880円」などと書いてあるとどんな理由かなと考えます。
「岡ちゃん」などは、炭火焼の焼き鳥屋なのに、「魚介類の刺身」のメニューが豊富にありました。
しかも、一番上に書いてあったのが「本鮪の刺身」です。
言うまでもないことですが、一番上に書いてあるという事は、店主が一番自信がありますよというのを明示しているのです。
平均単価が500円を切っているのに、900円、1,000円という料金設定がしてある料理を見ると、何か理由があるはずだと思います。

どこかのレビューで書いていると思いますが、私がそのお店で一番値段の高いものを選ぶには理由があります。
とにかく、高ければ何でもいいと思っているわけではありません。
一番値段の高いものは、原価と料金設定の差額の割合が最も少ないからです。
すなわち、500円のもので150円の利益を考えているのであれば、1,000円で、300円の利益を出そうとはしません。
例えば、200円の利益でいいのです。
原価が高いものに原価が安いものと同じ利益率を望もうとすると、元々原価が高いので、料金設定が高くなりすぎて、違和感が生じて、注文をする人が少なくなるからです。
原価が高いものほど、利益率を小さくして、売れ残りがないよう工夫をしなければなりません。
となると、料金設定が高いものほど、質の高いものをより安く食べることが出来るのです。

私はいつもこのようにメニューを逆読みしているので、前述のような頼み方をするのですが、店の外から見たメニューで、そのような熱い思いが店主にあるかがある程度わかります。
原価の高いものをなるべく安くお客に提供しようとする熱い思いです。
特に、焼き鳥屋で「本鮪の刺身」を置くことなど普通では考えられません。
仕入れの手間や売れ残りのリスクを考えれば、魚介類の刺身など置く必要がないのです。
しかし、古いお店で、それなりに長く商売をやっている雰囲気がありながら、このようなメニューを置いているには何か理由があるわけです。

その理由のほとんどが、店主の味への拘りだと思っています。
要するに、自分が飲みに行った時に、このようなお店なら楽しめるという視点から徹底して経営をしているお店はそれがメニューに現れています。
私は、飲む時は肉料理と魚介類の刺身と魚介類に火を通したものと〆の料理を食べたい人です。
飲み物は、美味しい日本酒と焼酎を望みます。

それを叶えてくれそうな雰囲気を醸し出しているメニューが表示されているお店に惹かれますし、料金設定も含めてそのとおりになっているお店というのは、何百軒に1軒しかありません。
そのような意味で、「岡ちゃん」は良さそうなポイントが多くありましたし、そのようなお店は稀有なので、多分自分の好みに合うお店だろうと思ったのです。

いずれにしても、予想が当たって素敵なお店と出会った時の感動はかなりのものがあります。

快感!

古いかぁ。

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こちらのブログは、ブログというよりは、エッセイのようになってしまいました。従って、毎日更新することが極めて困難になっています。
そこで、本当の意味での日記を書いて、より多くの方とのコミュニケーションをさせて頂きたいと思い、mixiで2つのコミュニティを立ち上げさせて頂きました。
思ったことをすぐにメモ代わりに書いていますので、頻繁に更新しています。宜しければ、いらっしゃって下さい。

更に食べログにも、日記を書き始めてしまいました。食べログに関することは、こちらに書かせて頂きます。
書きたいことが山のようにありますので、棲み分けをさせて頂いています。
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by direct3935 | 2007-09-20 02:02 | グルメ  

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