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本物はどこにありますか

私は、職業として理系に興味が無かったので、大学は文系ですが、高校時代に授業として好きだったのは、数学と化学でした。
さて、数少ない真剣に話を聞いていた授業の一つである化学の時間に、ある先生がとても興味深い話をしてくれました。

その先生は、大学卒業後、大手のパンの会社に勤めてから高校の先生になったという変わった経歴をお持ちでした。
その先生の話で一生私の記憶から消えないものが二つあります。
その二つは、私の価値に大きな影響を与えました。今後もその影響を消えることはないでしょう。

一つは生き方に決定的な影響を与えましたが、この話は長くなるので、また違う機会に書かせて頂くことにします。
反面教師として学んだことです。
それは、それとして、もう一つは、その先生が、ある時にぽろっともらしたことでした。
詳しくは憶えていませんが、食品には何が使われているかわかったものではないというような主旨の話をしていました。
そして、合成着色料を使っていないと書いてあっても、逆に自然物で色を作るために、南米のわけのわからない昆虫を使ったりしているので、食品の表示など事実を知ったら、皆びっくりするだろうと話していました。

ここで、私が学んだことは、大きな企業の言うことだからといって安心してはいけないということと、世の中に出回っている食品には、何が入っているかわからないということです。
成人してから、自分である程度美味しいものが食べられるようになると、本当に美味いものはやはり体に良くて、安くて不味いものは体に悪いということを知り始めました。
食に興味を持つといろいろな情報が入ってきます。
表示義務が甘かった昔はいったい食品に何が入っていたかを想像するだけでも恐ろしくなります。
最近は、表示に対して厳しくなりましたが、今度は、嘘を書くようになっています。

食は、人により好みが分かれますので、何が良い悪いということはないと思っていますが、好みのレベルではない食べ物もこの世に存在します。
以前、私が、世の中の9割以上の食べ物は美味しくないと書いて、傲慢だとお叱りを受けたことがありますが、私は今でもそう思っていますし、傲慢な思いから申し上げているわけではありません。
データを取ったわけではありませんが、スーパーで売っているもの、飲食店で出されるもののほとんどが私の価値観では、本物とは思えないのです。

スーパーで売っているものの産地表示など全くあてになりませんし、ブランド名も信用できません。
牛肉も豚肉も鶏肉もいろいろな能書きが書いてありますが、食べてみればわかります。
牛の味がするか、豚の味がするかという話です。
一部の信頼できるスーパーでしか、本物は買えません。
更に、高ければ良いというわけではないところが、怖いですね。
食品も偽ブランドがあるからです。

結局、どうすればいいかと言うと、「本当に美味いもの」を食べることにより、その味覚の記憶を頼りに本物を求めるしかないのです。
「本当に美味いもの」を知ることは、実は自分の体を守ることでもあるのです。

とんしの「本当に美味いもの」HP
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とんしの「本当に体に良いもの」
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「徒然庵 -食ックな雑談コミュ-」
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そこで、本当の意味での日記を書いて、より多くの方とのコミュニケーションをさせて頂きたいと思い、mixiで2つのコミュニティを立ち上げさせて頂きました。
思ったことをすぐにメモ代わりに書いていますので、頻繁に更新しています。宜しければ、いらっしゃって下さい。

更に食べログにも、日記を書き始めてしまいました。食べログに関することは、こちらに書かせて頂きます。
書きたいことが山のようにありますので、棲み分けをさせて頂いています。

by direct3935 | 2007-07-18 08:02 | グルメ  

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