「どびん」と「さつま」

ずっと前から言い続けていますが、「どびん」はデイリーユースでは、日本一だと思っています。
過去においても、現在においても、このようなレベルの高いお店を探し続けていますが、他にはありません。
とにかく、料理とお酒のレベルを考えるとこれほど安いお店はないのです。
刺身など、こちらで何年間も食べ続けていたので、高くて、量が少なくて、それほどのレベルでもないものを食べさせられると本当に腹が立つのです。
「どびん」が特別なのだと思い直すのですが、お腹いっぱい刺身が食べられないというのはフラストレーションがたまります。
確かに、神戸でも「三平寿し」でお腹いっぱい食べていますが、鮨屋と居酒屋では、コストパフォーマンスが違いすぎます。

「どびん」では、ボトルが入っていれば、かなり贅沢に飲み食いしても、一人3000円程度です。「黒龍純米吟醸」を2杯飲んで、刺身をお腹いっぱい食べて、その他2品食べて最後に「塩焼きそば」で〆てもその程度です。
そのことに慣れているので、超高級店で、絶対に「どびん」では食べられないようなレベルの高い素材を使った料理を食べる以外は、かなりの不満が残ります。

ない。ないのです。このようなお店は。

ただ、神戸で、「どびん」の代わりになっているお店があります。
「さつま」です。
こちらのお店は、本当にコストパフォーマンスが素晴らしいです。
その点だけであれば、「どびん」を凌駕しています。
ボトルが入っていると、一人で2000円かからない時があるからです。

とにかく、「さつま」のお客のためにという思いには驚かされます。
「だれやめ」という究極のセットがあるにもかかわらず、ポイントカードまであります。
一度も使ったことはありませんが、すでに3500円分ほどポイントがたまっています。
常に企画をしていて、たまにボトルが当たりますし(私は、今まで3本も当たりました)、何かとサービスがあります。
お店に来て、いっぱいだと、焼酎のサービス券がもらえることもあります。
これほど徹底しているお店は、他では知りません。
昨日まで、3周年記念で、1980円で、飲み放題、食べ放題を3日間やられていました。
赤字ではないでしょうが、ほとんど儲けはなかったと思います。
でも、そのような企画が大好きなのですね、「さつま」のマスターは。

味も「どびん」ほどこだわっているわけではありませんが、美味しいですし、刺身と日本酒がない(場合によってはあります)という点を除いては、不満になることはありません。

「どびん」は、多くを語ることなく、気に入ってくれた人が来てくれればいいというスタンスです。
料金と味を知ってもらえれば、お客は来てくれるはずだという思いがあるのですね。
「さつま」は、コストパフォーマンスに徹底的にこだわり、これでもか、これでもかとサービスをしてきます。

両者に共通するのは、料理、お酒、に対するコストの割合が極めて高いところです。
要するに、ぎりぎり安く出しています。
そして、結局、自分が行って満足するお店をつくりたいという強い思いがあるようです。
「どびん」のTは、もっと良いものを、もっと安く出したいと常々言っていますし、「さつま」のマスターは、ちょっとでも予想より利益が出たら、全てお客に還元したいとおっしゃっています。

どちらのお店も、他のお店が真似できないことをやりながら、仕事として成り立たせているのですから、「言葉」にも重みがあります。
二人ともまだまだお若いオーナーですので、いつまでもがんばってもらいたいですね。
高級店で、非現実的な世界を感じるのもいいですが、私のように毎日、外で飲む人間にとっては、このようなデイリーユース、まさに、毎日毎日行っても満足できるようなお店が、最も大切です。

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by direct3935 | 2007-06-09 11:56 | グルメ  

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