リスクと感動! しかし、実は・・・・・

GWの半分以上は仕事をしていましたが、それでも普段よりは時間があったので、食べログにかなりの数のお店をアップすることができました。
新天地に来たのですから、新規開拓にも力が入るというものです。
神戸に来て、丸4ヶ月以上が経ちましたから、既に膨大な数のお店を訪れています。
ちゃんと満足することができるお店も30軒を超えました。
要するに、それらのお店は、食べログの評価で言えば、総合評価★2.5以上なので、ランチやディナーで安心して伺うことができます。

ということであれば、好きなお店だけリピートして、新規開拓など止めてしまえばいいのにというご意見があるかもしれません。
実際に、あまりにも酷いお店に出会うと、「あーあ、どうせ○○を食べるなら、◎◎に行けば良かったぁ。」と思うことは何百回もあります。
美味しいものが好きという人でも、本当に気に入っている10軒ほどのお店だけをローテーションでまわり、いわゆる高級店のヘヴィーな常連になられておられる方が多いように思います。
そのようなヘヴィーユーザーになられた方は、気分の悪い思いをすることもないでしょうし、お店が自分の好きなものをわかってくれているので、常に自分にとっての「本当に美味いもの」を食べ続けることができるでしょう。

そうしたほうが、お金と時間を無駄にすることがないわけです。
お金については、ラーメン屋まわりであれば、大した金額ではありませんが、寿司、フレンチ、天ぷら、イタリアン、高級中華などですと、コストも馬鹿になりません。
Time is moneyですから、時間の無駄というのも大変なものになります。
非常にリスクが大きいですね。
実際に、無駄なお金と時間を驚くほど垂れ流しています。

それでも新規開拓をするのは、「趣味」だからです。
実益はありません。「趣味」です。
したがって、コストがかかるのは当たり前のことで、リスクがあろうがなかろうが関係ないのです。
なぜ、こんなことを趣味にしているかというと、素晴らしいお店に出会った時の感動を味わいたいからです。
「まだまだ、知らない食べ物があるんだ。」
「究極の鮪を食べたと思っていたけれど、まだ上があるんだ。」
「鶏肉のこんな美味しい食べ方があるんだ。」
そんな感動を「趣味」として味わいたいということでしょう。

最近までそんな風に考えていましたが、新規開拓をするのはどうもそれだけが理由ではないようです。
感動は当然味わいたいのですが、結局、馬鹿みたいに新規開拓する理由は、やはり「趣味」というものの特性にあるようです。
例えば、私の「趣味」のひとつにアンティークウォッチの収集というのがありますが、「趣味」となるといろいろなものを収集したくなります。
ロレックスのアンティークを3つ持っていても、さらに違う形、違う時代のロレックスが欲しくなります。
或いは、ロレックスやIWCがいくつあっても、結局、ジュネーブシール※がない時計には満足しなくなり、パテックやヴァシュロンが欲しくなるという具合に、次から次へと他のものが欲しくなるのですね。

要するに、私も、より多くのレストランに伺って、自分の舌で味を確かめ、自分の目で雰囲気を確かめて、自分だけのために、レストランの格付けをして、自己満足に浸りたいのです。
「趣味」ですから、これはもう自己満足の世界ですね。
このように書くと、また、自己満足のためにお店の悪口を書いていいのかというご批判を受けそうです。
しかし、これは今までに何度もご説明させて頂いています。
ベンツを買った人が、乗ってみたらベンツは良くなかったとブログで書くことが許されないのですかという話になります。
ロレックなんて、本当の意味でのプレミアムウォッチではない。パテックとは比べ物にならない。とブログで書くとロレックスから損害賠償されますかという話になります。
実際に商品を買った人がその感想を述べることなど、今のネット社会では、呼吸をするのと同じぐらい当然のことになっています。
このブログを読んでくださっている方々も、何かを購入する時には、周りの人やネットでの口コミ情報を参考にすることが多いのではないでしょうか。

いずれにしても、時間とお金を使って、自分だけが楽しむためにレストランの格付けをして喜んでいるという他愛のない話です。
たまたま、ネットが普及して、その自己満足を他の人に広く公開できるということで、更に快感が増しているとは思います。

しかし、実は・・・・・。
かなり気に入ったお店があっても、何軒かバリエーションがないと駄目だということを自覚しています。
要するに飽き性なのです。
カテゴリー別に好きなお店があるのはいいとしても、同じフレンチでもあちらとこちらとそこと、中華も5軒はお気に入りがあって欲しいというように、同じカテゴリーでもバリエーションがないと飽きてしまうようです。

車や腕時計をいくつも持つ人は、女性に関しても・・・・・と言われますが、私は、浮気はしません。
ずっと、独身なのは確かですが・・・・・。


※ジュネーブシール

機械式時計の高品位を証明するスイスの公的認証で、品質証明のなかでも、最も希少価値の高い最高の認定基準です。他の検査とは違い、制度のみならず、ムーブメントの製造方法や、各部品の仕上げなどの細部までの品質管理がメインとなっています。1868年にスイス共和国とジュネーブ州によって制定されました。それから幾度かの改訂が行われていますが、時計製造に関わる細かな12の設定条件が設けられており、条件の一つに、組み立てと調整はジュネーブ州内で行わなければならないとある為、現在ジュネーブシールの認可を受けているのは、パテック・フィリップ、ヴァシュロン・コンスタンチン、ショパール、ロジェ・デュブイの4社がほとんどとなっています。

有名なCOSC(スイス公認クロノメーター検定機関)のテストが15昼夜、すなわち360時間なのに対して、ジュネーブ・シールのテストはそれを上回る600時間となっています。
ジュネーブシール制度は、1886年ジュネーブの純然たる時計製造技術を保護するために発足しました。
ジュネーブ製造の機械式ムーブメントを対象としたジュネーブシールは厳格な規定を満たされた製品を認定するものであり、認定を受けたムーブメントは、受け(ブリッジ)にジュネーブシールが刻印されます。技術的にも工業製品に関するものの中では、もっとも厳しい認定規準と言えます。
ジュネーブシールの12条からなる規準に準拠することは最高の栄誉とされ、この為には、精密機械加工、手作業による組み立て、仕上げ、調整などすべての時計製作技術をこなすことが必要とされます。

前記4社の中でも、パテック・フィリップは、徹底してジュネーブ・シールを準拠した製作を行っているため、無条件でジュネーブ・シール刻印される唯一の存在となっています。
現在この認定を受ける時計の95%がパテック・フィリップ製。また、機械式時計の全製品がジュネーブ・シールというのは、パテック・フィリップただ1社のみです。
更に、パテック・フィリップでは、きわめて厳しいジュネーブシールの認定規準をさらに上回る自社基準を定めています。
パテック・フィリップが腕時計の王者と言われる所以はこのことにあります。
パテック・フィリップという横綱が1人いて、3役がおらず、前頭筆頭にヴァシュロンがいるというイメージでしょうか。

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「徒然庵 -食ックな雑談コミュ-」
こちらのブログは、ブログというよりは、エッセイのようになってしまいました。従って、毎日更新することが極めて困難になっています。
そこで、本当の意味での日記を書いて、より多くの方とのコミュニケーションをさせて頂きたいと思い、mixiで2つのコミュニティを立ち上げさせて頂きました。
思ったことをすぐにメモ代わりに書いていますので、頻繁に更新しています。宜しければ、いらっしゃって下さい。

更に食べログにも、日記を書き始めてしまいました。食べログに関することは、こちらに書かせて頂きます。
書きたいことが山のようにありますので、棲み分けをさせて頂いています。
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by direct3935 | 2007-05-22 08:09 | グルメ  

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