勘の正体

14日の日本経済新聞のスポーツ欄で、豊田泰光氏の「チェンジアップ」を読んでいたら、面白いことが書いてありました。
ちょっと抜粋します。

ある学校の校長が「豊田さん、勘とは何ですか」と聞いてきた。
これこそ我が終生のテーマで、待ってましたとばかりに「勘とは経験の集積ですかね」と答えた。
校長先生は「豊田さん、やっとわかりました」と手を取り、涙を流さんばかりに喜んだ。経験の集積とはつまり、長年様々な事例にあたって意識の底にたまったデータが事に当たって力を発揮する、それが勘の正体、ということだ。

インスピレーションという意味では、ちょっと異なる考えを持っていますが、少なくても、「アタリのお店」を全くの飛込みで見つける時の「勘」は、豊田氏の仰るとおりかなと思いました。
このブログで度々登場する「どびん」「味壺」、そして「SteamBoat」は、全く何の予備知識もなく、ある日突然入ったお店です。
「どびん」以外は、既に無くなってしまったお店ですが、それぞれ、かなりの隠れた名店だと思っています。
常連だとかプライベートでの付き合いがあったとか、そんなレベルの話ではなく、何か飲食店オーナーとお客という間柄における究極の信頼関係というものがあります。

これらのお店は、私の「食人生」に大きな影響を与えていますし、そのような関係になれるお店とは、10年に一度くらいしか出会えないですね。
そのようなお店は、偶然にも正に勘だけをたよりに見つけているのです。
なぜかなあと思っていましたが、それは、理屈で全く説明のつかない話ではないようです。
経験の蓄積。要するに私がよく口にする統計学の部分がかなり占めているのでしょう。

じゃあ、具体的に「アタリのお店」の見分け方は何なんですかと問われるとよくわからないのです。
一応、一つは、混んでいるということがあります。
しかし、「どびん」は中が見えませんし、「SteamBoat」はすいていましたから、一概には言えません。
外にメニューが出してあれば、これは、かなり参考にしています。
どのような素材を、どう調理しているかは、これでわかりますが、これはどなたでもやられていることでしょう。
ただ、日本酒の銘柄、焼酎の銘柄は、それなりに詳しいので、それらが、標準より安いお店は、良い物を安く提供したいというコンセプトを持たれているのかなという推測はつきます。
居酒屋系ならば、白ちょうちんのお店は美味しいというイメージはあります。
しかし、これも決定打ではありません。
中に入れば、厨房がピカピカに磨いているお店は、決してハズレにはならないというかなり決定的な経験則はありますが、これも、飛び込む際にはわからないことです。

考えれば、決定的ではないのですが、、他にも細かいことがいろいろあります。
結局は、それらの経験が蓄積しているので、総合的に「勘」という形で判断しているのでしょう。
これからも、更に「勘」を磨いて、美味しいお店に出会いたいと思っています。

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by direct3935 | 2006-12-15 13:26 | グルメ  

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