飲食店の真実 1 No.404

飲食店の真実についてはあまり語られませんが、一般の方が知らないことが多すぎます。
ここ数年は食品偽装や船場吉兆の問題が大きく取り上げられたので全く知らないというわけではなくなりましたが、まだまだ知られていないことがあります。
いろいろありますが、例えば神戸ですから神戸牛の話を書きます。
これはある程度食べ歩きをしておられる方はご存知のことですが、神戸牛と言って違う牛肉を出しているなどということは日常茶飯事です。
複数の飲食店経営者から直接聞いていますが、今はいろいろと難しいけれども食品偽装が問題になるまえは、他の和牛どころかオージービーフを使って神戸牛と言うことなど言わば常識だったそうです。
大多数のお客さんはそれでもわからないということを意味します。
では、和牛の良いもの、例えばA5だったら神戸牛ではないとわかるでしょうか。
僕は個人的にはわからないだろうと思います。
きちんと何回か、黒毛和牛の良いものと神戸牛を食べ比べをしたら分かると思います。
いろいろな部位を比べないとわからないので何回化は必要です。
そうすれば、赤身や脂の味の特徴がある程度把握できるので、分かるようになると思いますが、そうでもしないと分かりません。
オージービーフや比較的ランクの低い和牛であれば今でもわかりますが、ランクが高いものだと分かりません。
だから、基本的には僕は神戸牛や松阪牛をあえて食べることはしないのです。
食や飲食店に対するブランド意識がないからです。
自分が本当に美味しいと思うか否かだけがものの価値の基準です。
これは、関サバや関アジなどほかのブランドとなっている食材にも同じことが言えます。
だから、最近は牛肉の証明書を明示しているお店が増えましたが、実はそれも100%信じることはできません。
普段から証明書を見ている方などほとんどいないのですから、本物かどうか分かりませんし、仕入れたのは事実であっても今自分に提供されているものが神戸牛だとは限らないからです。
結局は、何百万円、何千万円と使って食べ歩いて、偽物と思われるものを山ほど食べてお金を捨てないとわからないことなのです。
美味しいものを見つけるには、9割以上の美味しくないものを食べなければならないのです。
飲食店の選定も同じで、自分が納得しないと思うお店を何百軒、何千軒か経験して、自分にとっての本物に出会えるわけです。

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by direct3935 | 2015-06-18 06:36 | グルメ  

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