割安感 No.389

「高くて上手いのは当たり前。」と仰る方がおられます。
明らかに間違っています。
高くて不味いものはいくらでも存在します。
むしろ、飲食店で支払う金額として1万円を超えると、それに見合うだけのクオリティがないものが山ほどあります。
クオリティとは食材、料理の技術、接客のことを申し上げています。
極端に申し上げれば、なるほどと納得できる料理を提供されていらっしゃるお店の方が少ないです。
もちろん、究極的に好きだと感じているお店のほとんどは、1万円以上のお店ですが、そのお店に至るまでに莫大な無駄なお金を使ってきています。

究極までいかなくても、僕が、割安感を感じ、素晴らしいなと思わせるお店の価格帯は5000円から1万円程度です。
かなり飲むので、しっかり飲んでも1万円程度で済むというのが理想です。
そのあたりで、素晴らしいなと思っているのは、さくら夙川の「鶏天」と名古屋本山の「百花繚蘭」と神戸元町の「和」です。

鶏天は、調味料に至るまで食材を吟味されておられますし、焼き鳥の塩の塩梅も素晴らしいと思います。
また、接客にはかなり気を使っておられます。
とても気分良く食事を楽しむことが出来るのです。

百花繚蘭は、5500円のコースで徹底的に楽しませてくれます。
もちろん、この価格で多くの料理を提供されておられるので、最高級の食材というわけにはいきません。
それでも、ギリギリまで良いものを使いたいという思いとどこまでも料理のレヴェルを高めたいという思いがひしひしと伝わってきます。
もちろん、接客も良いですし、本当に気持ちよく食事を楽しむことができます。

和は、ちゃんとした高級食材を使われていて、その素材の良さを究極まで引き出そうとされておられる料理が大好きです。
原価を考えると値段設定もかなり割安感があります。

これらのようなお店は少ないです。
ただ、これらのお店を超えて完全に別格というお店があります。
築地和光です。
貝のレヴェルは日本で最高級ですし、独特の雰囲気と空気感は唯一無二と言えるものです。
貝のコースは原価5割以上というのがよくわかります。
非常に好き嫌いがはっきりと分かれるお店だと思いますが、僕は一度伺っただけでこのお店のファンになってしまいました。

恐らく何千軒と飲食店に伺いましたが、伺う前からわくわくするというお店というのは実は非常に少ないというのが現実です。

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by direct3935 | 2015-03-05 00:00 | グルメ  

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