やっぱり何も知らない  No.331

昨日、食べログにアップさせて頂いたあっちゃんもそうですし、前回書かせて頂いたbotaもそうですが、多分、どこかに必ずあるのだろうなあと思っているお店に実際に出会うことができると何とも言えない爽快な気分になります。

ただ、そんな時にいつも思うのは、結局自分は何にも知らないということです。
確かに比較的多くの飲食店で食事をしていますし、今は自分のファッションには全く興味がなくなりましたが、妻のファッションのために週1回はいろいろなブティックに足を運んでいますが、果てしなく広がる海岸の全ての砂に対して、自分が知っていることは、わずか一握りの砂の数ほどもないことが実感されます。

まして、私見となると、客観的な基準など何もないわけですので、自分が気に入ったものを他の方に薦めるということの難しさを感じます。
実際に、自分が逆の立場になった時に、食の好みがかなり近いかなと思っている方から紹介された飲食店であっても、びっくりするくらい自分の好みに合わないこともあります。

ご自身の好みと合わないということを書かれたくらいで、ストーカーのように粘着したり、誹謗中傷を繰り返したりするレビューは論外としても、確かに自分が美味しいと思っているものを不味いと言われたら、気分が良くないというのが普通でしょう。
しかし、世の中で常識的な生活をしていれば、意見の相違など日常茶飯事ですから、それを受け流しておられる方がほとんどだと思います。

自分が飲食店に対して感じたことをそのまま書くということは、常に他の方の不愉快感を誘うものです。
世の中において、誰からも不愉快に感じられないためには、その存在そのものが知られないようにするほかありません。

夏目漱石が「草枕」で書いている通りです。

「山路を登りながら、こう考えた。
智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい。
住みにくさが高じると、安い所へ引き越したくなる。どこへ越しても住みにくいと悟った時、詩が生れて、画が出来る。」

結局、この世の住みにくさを知った上で、そして自分自身が何も知らないことを知った上で、それでも今の自分はこのように考える、このように感じるということを述べるしかないのです。

そして、食べログも含めてBlogとはそのようなものだと割り切って、独断と偏見に基づいた意見や感想を書いていくしかないのでしょうね。
そして、「自分の考えが絶対に正しいと思い込むこと」と「絶対に正しいことなど世の中にはあり得ないが、少なくても現時点では自分はこう考えているとはっきりものを言うこと」との本質的な違いをご理解されない方がいらっしゃることが残念ですが、それも社会の実体ですので受け入れるしかないでしょう。

これからも知らなかったことを知った喜びや自分の過ちに気が付いた時の反省を書き続けていきたいと思っています。

何も知らないということは、常に発見に満ち溢れているわけですので、感動するという喜びを与えられるのでしょうね。

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by direct3935 | 2009-08-01 09:08 | グルメ  

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