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鮨 その一

私は鮨が大好きです。
お酒を飲むようになって、魚が好きになり、いつしか鮨も好きになっていました。
すごく好きだと思うようになったのは、やはり銀座「からく」で何度も美味しい鮨を頂くようになってからでしょう。

鮨屋さんの評価基準については、アスクユーをご覧頂いてもわかるように、人それぞれで全く異なっており、どの基準が正しいかなどは決して決められるものではありません。
鮨屋さんは「高級居酒屋」ではないのだから、だらだらと飲みながらつまんでいるのはけしからんと仰る方も大勢いらっしゃいます。
実は、私はそのような考え方もありかなと思っています。
要は、結婚や就職と同じで、マッチングの問題だと思います。お店の姿勢として、だらだらと飲む客はいらないというのであれば、それはそのお店の考えですので、私などが口を挟む余地はないのです。
そのようなお店の考え方に同意することができる方が、お金を払って、いわゆる「粋」な食べ方をして満足して帰ればいいことだと思います。

私は、お酒が大好きですし、美味しいお酒を飲みながら「本当に美味いもの」を堪能させて頂きたいと思っていますので、そのような楽しみ方を許容して下さるお店に伺うだけのことです。★★★★★のお店の中でも、特に六本木「兼定」神泉「小笹」は、私の嗜好性を許容して下さるお店です。紀尾井町「鮨はしぐち」大塚「高勢」もそうですね。八重洲「おけい寿し」の場合は、私自身が「握り」に集中したいと思っていますので、ちょっと毛色が違います。こちらのお店は閉店時間が比較的早いこともあり、だらだら飲むには向いていません。

いずれにしても、私は自分のペースで鮨屋さんを楽しみたいだけなのです。確かに、高級店に行きますと、「握り」というのは、「これが同じ鮨という食べ物なのか!」と思うほど、お店によって全然違うものです。しかし、私には、その違いを事細かに述べて、あーでもないこーでもないと講釈をたれたいという気持ちは全くありません。
「本当に美味いもの」を自分が好きなように飲んで、食べて、お店の人に気持ちよく接して貰って、最後に3万円払って帰りたいだけなのです。まさに、「趣味」ですから、それが出来ればそれでいいんです。

ところが、同じ金額を払っても、そうさせてくれないお店があります。いわゆる超有名店にもそのようなお店がありますが、そのような場合、ただ単に私の嗜好性に合わないだけなのか、それともそれ以上の何かがあるのかで、私の不満の度合いも変わります。
我慢しきれない、有名な高級店に対しては、アスクユーで率直にもの申しています。支払うのは、一回の食事で3万円前後ですよ。不満があれば、文句のひとつも言いたくなるってもんです。お金を払って、お客としてのマナーをちゃんと守って食べている以上、お客にはそれを言う資格があるはずです。
まあ、本物のセレブの人は言わないでしょうけどね。私は、セレブどころか小金持ちでもありませんから、我慢できずに言ってしまうのです。

さて、鮨については、どうしても「江戸前」について書きたくなります。
アスクユーで何度も書いているので、くどくは書きませんが、要は「江戸前」の仕事をして、その鮨やつまみが美味しくなるのであれば、文句など言いいませんが、そうではないから何度も文句を書くのです。「江戸前」の仕事をすることによって、酸っぱくなりすぎたり、味が濃くなりすぎたりするので、それは「本末転倒」でしょと言っているだけです。
素材の旨味を引き立てるために「江戸前」の仕事をすべきなのに、「江戸前」はこうだから、このような仕事をしましたというのは、どう考えてもおかしな話です。

特に紀尾井町「鮨はしぐち」で頂くと強く感じるのですが、素晴らしい素材を更に美味しく食べて貰うために「江戸前」の仕事をされているというのが、はっきりとわかります。
だからこそ、逆に酸っぱすぎたり、濃すぎたりする場合に、「江戸前」の仕事だと開き直られると頭にくるのです。そして、料金は3万円。ふざけていると思います。
この気持ちは、実際に食べて、お金を払った人にしか理解して頂けないかもしれませんが、声を大にして再度申し上げておきます。

夜中なのにちょっと興奮しました。
鮨については、書きたいことが山ほどあるので、またいずれかの機会に書かせて頂きたいと思います。
それでは、皆さん、おやすみなさい。

http://www.rak1.jp/one/user/11099447/

by direct3935 | 2006-03-07 23:23 | グルメ  

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