飲食店の本当の誇り  No.303

昨日、天満で大学時代の友人に会って、何軒かお店をはしごしたのですが、非常に感心したことがあります。

一軒目で伺った「あらかると」というお店の行き届いた掃除です。
すでに、このことは食べログで触れていますが、本当に素晴らしいお店です。

前回は、余り長い時間いませんでしたので、気が付かなかったのですが、今回はじっくりと食べて、飲ませて頂きましたので、よくわかりました。

まず、トイレに入った時に、とても綺麗にされておられるので、びっくりしました。
飲食店で、厨房とトイレを綺麗にしておくことは、基本中の基本と言われていますが、ここまで隅々まで磨き上げているお店は珍しいですね。
決して新しいお店ではないのですが、これほどの美観が維持されているということは、創業の時からきちんと続けておられるのでしょう。

そこで、トイレを出てから、店の隅々をじっくり見させて頂いたのですが、本当に綺麗にされておられました。
これは、お店をやられているお二人の女性のお店への思いいれがあるからでしょうが、結局は、お客に気持ちよく食事をしてもらいたいというお気持ちが表れたものでしょう。

それは当然、料理にも表れています。
限られたコストの中で、極限とまで言えるような素晴らしい素材を用意して、最高の技術で料理を作って下さいます。
一つ一つの料理に魂が込められておられるのがひしひしと伝わってきます。
与えられた条件の中で、最高のもてなしをしたいと言うお気持ちは、やはり自然に伝わるものです。
どんな料理を食べても、ちょっとした会話を交わしても、全てお客に楽しんでもらいたいということがあふれています。

これこそが、本物の飲食店の誇りでしょうね。
別に有名でなくても、びっくりするほど儲かるお店でなくても、このようなお気持ちでお店をやられておられれば、仕事が楽しくてしょうがないのではないでしょうか。

自己満足の料理を自己満足の状態で出して、自己満足の接客をして、自分の店は凄いんだとわざわざ口にする飲食店経営者がおられます。

「あらかると」とは天と地の差があります。
元来、これほどの差があって、何日、何十日、何百日、何千日の積み重ねがあれば、かたや名店中の名店と呼ばれるようになり、かたやつぶれるということは、当然過ぎる摂理ですね。

人のせいにしたり、人の悪口を言って気晴らしをしても、お店の根本問題を解決しない限り、飲食店は簡単につぶれます。
お客が入らなくなれば、すぐです。
経営はそんな甘いものではありません。
つぶれる時は、きっちりつぶれます。

「あらかると」の経営者の方が、私のブログをご覧になるとは思いませんが、もしご覧になったら「当たり前のことをしているだけだから恥ずかしい。」と仰るでしょうね。
私には何となくわかります。

当たり前のことをしない飲食店が大多数を占めているので、どんどんつぶれていくのです。
マニュアルの接客しかしないチェーン店に簡単に負けてしまうのです。
従業員やアルバイトには、絶対に出来ないことが飲食店経営者にはいっぱい出来るのに、なぜかしないのです。

商売の最低レベルのことすらしていないで、お客の悪口を言っていれば、そりゃお店は傾くでしょう。

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お店そのものは私と重複すると思いますが、私とは違った感想を持つ時もあるので、もしよろしければ、そちらのレビューコメントもご覧頂ければと思います。

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by direct3935 | 2009-03-15 15:35 | グルメ  

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